近年、我が国の麻雀愛好者が急速に増加しています。
日本麻雀の深遠なゲーム性が、インターネット等を通して広く受け入れられた結果であり、我々麻雀競技に深く関わってきた者にとっても喜ばしいことであります。

しかし、この現象に諸手を挙げてばかりはいられないのが、麻雀競技者を取り巻く環境であります。
愛好者の増加に伴い麻雀競技者の社会的ないし経済的地位が、果たしてどれほど向上したのでしょうか。
また今後向上していくのでしょうか。

そもそも、日本人のほとんどが競技者の存在さえ知らないという現状は、なぜ生み出されてしまったのでしょう。

そのもっとも大きな理由として、普及・啓蒙活動の怠慢が挙げられます。
賭けない健全な遊技としての麻雀を世に広め、競技としての麻雀を世に伝え、愛好者の支持を得ていくという至極当然なことを、何より優先していかなければなりません。
圧倒的な愛好者の支持が基本前提にあってこそ、初めて技術の優れた競技者が注目を浴びてくるはずです。
大衆不在の技術研磨は、結局は少数の自己満足で終わってしまう危険をはらんでいます。

また、競技組織の財政問題もクリアーしなければならない課題です。
タイトル戦の多くは参加者のエントリーフィを賞金に充てることで成り立ってきました。
この図式を根底から変えていかない限り、愛好者の真の支持を得ることも、賞金で生計を立てられるような競技者が生まれることも難しいでしょう。
賞金を提供するスポンサー企業が続々と名乗り出られるような、魅力ある、健全な組織体を創り上げていくことが重要です。

最後に、安易に「麻雀プロ」を名乗ることによる弊害です。
本来、突出した技術・知識と大衆に愛される人間性を持つ者がプロと呼ばれるべきでしょう。
タレント的な活動を行うためにプロの肩書きを使用することは危険です。
プロを名乗った瞬間、その技術で愛好者を納得させることが責務となるからです。

また、どれほど技術・知識を備えていても、修練の足らない生半可な姿勢な者、反社会的な言動をする者、品格を備えていない者にプロライセンスを与えることは避けなければなりません。
人間性に問題がある者がただ強さを誇るだけで上位にランクされている限り、ファンや協賛企業を獲得することも、麻雀が社会的地位を得ることもないからです。

我々は、これらの課題を克服し、真のプロ競技界を創出すべく、【RMU】リアル・マージャン・ユニットを設立します。
目指すところは、競技としての麻雀を確立し、競技者を発掘・育成し、その社会的・経済的地位を獲得することです。
同時に健全な麻雀の普及浸透に尽力することで、わが国の大衆文化に関わる者としての責務の一端を果たせるものと期待します。
本趣旨にご理解をいただき、すべての麻雀愛好者にご賛同とご協力を呼びかける所存であります。

2007年6月吉日
RMU発起人一同




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